2014.9.9 832 『また理性抜きの直感だけで物を作るというのは、ちょっとガキっぽいんですよね』

09 10, 2014 | 日記2014

0

・横尾忠則。保坂和志。二人の対談。途中からだけれど、引用。「新潮」九月号。対談「猫が死んだ」より。

【横尾——夢の内容を判断する必要はないですよ。座禅時の雑念と同じで、去来した雑念が目の前を通り過ぎても、追いかける必要はない。むしろ言語化することによって意識化すればいい。観念と直感、あるいは直感と理性が一つになる瞬間だと思うんですよね。それがないと、観念や知識だけで物をつくろうとする。悪いことじゃないけどね。また理性抜きの直感だけで物を作るというのは、ちょっとガキっぽいんですよね。

 保坂——はい。

 横尾——直感というのはときどき襲ってきますよね。そのとき「あ、これだ」と判断もしないでやっちゃうというのは、子どもが絵を描いたりするのとそう変わらないですよね。そのとき、あわてないで、理性で直感と取引というか、交渉させることで確信を得て初めて、絵にするんです。】p.140

——————

・本当にそう思う。方法として「こども」をインストールしていては、進めやしない。

« 2014.9.10 833 『川の流れの生むうねりのひとつひとつ、木々の揺らめきのひとつひとつが』 2014.9.8 831 『抽象的で貧困の極致みたいな言語を積み重ねていくんだけども、そこから生々しいものが立ち上がってくる』 »

0 Comments

管理者にだけ表示を許可する
0 Trackbacks


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

RSS
プロフィール

harunobiwonder

Author:harunobiwonder
松沢春伸の日記

カテゴリ
最新記事
最新コメント
月別アーカイブ