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2014.6.23 755 『初めてつくる時に、毎度立ち戻って、たどたどしく、踏み迷いながらつくるような人間でありたい』

06 23, 2014 | 日記2014

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・悪夢。それが襲ってくる。のは大抵、朝方に何度寝かしている時。起きても、その感覚が身体に刻まれていて、現実の世界が悪夢の中にあるように感じる、おそろしい。小島信夫がカフカの小説を「悪夢の中にいるようだ」と評したのを思い出す。

・玄関先にラグを敷いた。その人が初めてつくったラグ。初めて織るときの、たどたどしい動き、つまずきながら織った身体の動きがそこに刻まれているように思えておもしろい。技術が上達すれば、そこから(完成した作品としてのラグから)、そのたどたどしい動きの痕跡は消えていくのだろう。いつまでもたどたどしく、初めて織るときのように織る、そういう場所にい続けることは難しい。けれど、音楽をつくるときには、そのような初めてつくる時に、毎度立ち戻って、たどたどしく、踏み迷いながらつくるような人間でありたい。

・テレビをみていたら、元オリンピック選手がエンターテイメントショーのような番組(演者のショーをみた観客ひとりひとりが、そのショーの対価としていくらなら払えるか? をその場で決める、その総額が演者のギャラになる)にでていて、ひとつひとつの演技を繰り出したあとに見せる笑顔が気持ち悪くて、吐きそうになってしまって、テレビを消した。

 現役の選手として演技をしている時代には、決してあんな誰かに媚びた笑顔を見せなかったはずで、もっと純粋に自分の演技をやりきった、というような表情になるのではないか。

 競技という場所を離れて、演技が直接「金」に結びつくようなものになってしまった時、人はあんなくだらない笑顔を見せるようになるのだろうか? そこで見せた笑顔は客に、あるいは「金」そのものに媚びたものだとすらいえるような、あの顔。ああ具合が悪い。自分はそんな場所にいたくはない。

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