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2014.1.21 572 『言葉が踊っている』

01 21, 2014 | 日記2014

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・そういえば。カミュの「シーシュポスの神話」を読んでいる人に始めて出会った。その人は五十代だけれど、彼の兄はドイツ語フランス語が堪能で「兄貴がいうには、ニーチェの原典は踊っているような文章らしい」という言葉が忘れられず、今ふとそれを思い出したので書いている。このあいだ「シーシュポスの神話」のことを書いた後だっただけに驚いた。言葉が踊っている、というのは凄い。

・ふと思うのだけど。オリジナリティ、とか、個性というのは、奇抜さ、をいうのではなく、本当は密度、強度(これ以上今は言葉が思い浮かばないけれど、他にもあるだろう)に由来するのではないだろうか?

・少なくとも、ぼくが尊敬する表現者は「奇抜さ」を求めているのではないようにおもう。そもそも自分が「オリジナル」かどうかすら気にしてないようにおもう。そんなこと考えるより、創作に時間を費やす人ばかりだ。周りが勝手に「オリジナル」の称号を与えたがる。「この人はオリジナルで、ゆえに私たちには真似が出来ない」などと。いう。あほらしい。そんな口実で自分が「やらなくていい理由」を探して安心しているより、さっさと創作(仕事)しろよ。

 ———自分へ。それから、何事も才能のせいにして動かない彼らへ。

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