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20133.12.22 543 『私はあの油虫のようなものだ』

12 23, 2013 | 日記2013

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・今日の引用。

【「苦役の始まり、終わりのない苦役、死刑囚の苦役。」歌うような調子でこう言いながら、むしろいそいそと彼は椅子を定位置におきタブローを画架に据える。】 p87

【私は一匹の油虫が壁をはうのを長いあいだ見ていたことがある。虫にとっては壁は巨大な空間だ、その壁の上を虫は盲滅法に歩いて行く。ところが道がないから歩みはあちこちにそれ、そのうちにまた元のところに戻ってしまったりするのだ、私はあの油虫のようなものだ。】 p100 矢内原伊作『ジャコメッティ』より。

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