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2013.9.3 433 『別の生きものによって吸収されるのを、静かに待ちつづける』

09 04, 2013 | 日記2013

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・付箋。高橋源一郎「一億三千万人のための小説教室」より。

【繰り返し、繰り返し、書き写したら、その次は、その文章で、それを書いた人の視線で世界を見てください。それを書いた人の感覚で世界を歩き、触ってください。

 もし、それが、あなたにとって必要なものであるなら、その、他人のものである感覚や、視線も、少しずつ自分の中に吸収され、自分の感覚や視線と混じり合い、新しい感覚や視線に変化していくでしょう。

 もし、それが、あなたにとって必要なものでないとしたら、それは、その土地に根をはることができなかった植物のように、やがて枯れていくでしょう。

 しかし、枯れた植物は、ただ死ぬのでありません。分解し、無数の構成要素となって、その土地の奥深く、沁み透り、別の生きものによって吸収されるのを、静かに待ちつづけるのです。】 p125、126


【ふたりは、毎日、静かに暮らしながら、人生と小説について考える。なぜなら、小説家の仕事とは、人生と小説について考えることで、それ以外にはないからです。】 p163

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