戯れ言の箇条書き・154 12.8 「わたくしにもまた、わけがわからないのです」

12 08, 2012 | 日記.戯れ言2012

2

・今日は「トラメシ」をした。とらめしとはつまり、「寅メシ」であり「男はつらいよ」を観ながらご飯を食べること。の意。今日のトラメシは夕飯。第43作「寅次郎の休日」。

・ぼくは「男はつらいよ」を観るたびに、マドンナも綺麗だな、いいな、と思いながら、毎度寅さんの妹、さくらに惚れてしまう。

・「わたしたちは、氷砂糖をほしいくらいもたないでも、きれいにすきとおった風をたべ、桃いろのうつくしい朝の日光をのむことができます。——略——これらのなかには、あなたのためになるところもあるでしょうし、ただそれっきりのところもあるでしょうが、わたくしには、そのみわけがよくつきません。なんのことだか、わけのわからないところもあるでしょうが、そんなところは、わたくしにもまた、わけがわからないのです。けれども、わたくしは、これらのちいさなものがたりの幾きれかが、おしまい、あなたのすきとおったほんとうのたべものになることを、どんなにねがうかわかりません。」 宮沢賢治「注文の多い料理店」序文より。

・宮沢賢治の「注文の多い料理店」の中の何作かをきのう読んで、おもしろくて、わらったり、いいなとおもったり、あらためて彼の「異質さ」を思ったり。その異質さを彼自身は自覚していたのだろうか。序文の中にあるように(引用した部分には書かなかったけれど、わたしは自然から受けること、そのままを書いたのです。自然それを見ていると本当にそういう気持ちになってくるのです。という記述があって)彼は自然からいろんなものを感じ取るひとだったようだ。観る人であり。聴く人であり。嗅ぐ人であり。触れる人であり。その中に溶け込んでいく人であり。彼が森の中でその木々を見上げながら笑っている姿を想像出来るような、、、勝手な思い込みなのかもしれないけれど、そう感じる。

・序文の数行で凄いと思う。凄いよ。

・あとは書くことがない。明日へ繋ぐ。

« 戯れ言の箇条書き・155 12.9 「夜迷子の 影のように 淡く踊る」 戯れ言の箇条書き・153 12.7 「ミュージシャンが週六日も働いてどうすんだ馬鹿野郎!」 »

2 Comments

子供キャンプの終わりに必ずこの宮沢賢治の序文読み聞かせがあって解散になります。
すばらしいですね。

by わっく | 12 12, 2012 - URL [ edit ]

それはすごい。

ま、でも、なんでもそうだけど、あらためて体験するとわかるおもしろさみたいなのがあって、宮沢賢治はおもしろいなと思いました。

だから彼のかいている、「ほんとうの」たべものとして享受するには時間がかかるのかもしれません、、、。

なんだか凄いチョイスをする人たちが集まっているんですな、子供キャンプという場所には。おもしろいですね。






by 春伸 | 12 13, 2012 - URL [ edit ]

管理者にだけ表示を許可する
0 Trackbacks


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

RSS
プロフィール

harunobiwonder

Author:harunobiwonder
松沢春伸の日記

カテゴリ
最新記事
最新コメント
月別アーカイブ