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2018.5.2 1323 『樹木覚書 ・1』

05 02, 2018 | 日記2018

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・「剪定」とは、樹木の枝葉の量を人為的に管理し、光合成による糖の生産量を減らすことで、生長をコントロールする行為で、基本的なベクトルとして「抑制」であり、「抑制」でしかない。つまり、剪定する人間は、樹木の生長の流れを「増長」に向かわせることはできず、その流れを「抑制」せざるを得ない、その上で、せめて樹木が本来もっている自然樹形の美しさを失うことなく「健康」に育ってほしいと願う、そのための補助しかできない。生長を全く阻害されず、本来のありのままの姿で生きられるよう願うのであれば、その木は人の声の届かない場所に植えられるべきである。

・「剪定」とは、樹木にとっての外科手術であり、人間における手術も、患者の体調不良時には受けることが出来ない、と同じで、手術に耐えうる状態であるか、時期や方法は適切か、等、リスクを最小に抑えるために、それぞれの場面における最善手を選び出すこと、そのための知識と技術を得ることが必要なのは当然で、それらを持っていない人間に誰が自分の手術を任せるだろう?

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