2016.3.7 1269 『岡本太郎と保坂和志の書くもの』
・整形外科の待ち時間に、読みかけたままにしていた岡本太郎「沖縄文化論」を読む、テレビの音に邪魔されないように、片耳イヤフォンでデレクベイリーを聴きながら、付箋の数が凄い、
・肉声を伴うものではない、印刷された文字の連なりから、読む側に起こるこの感情、感動、一体なんなのだろう、綺麗な文章、巧い文章、それらは腐る程あるのでしょうけれど、読み手の「行為」を起こす文章、読み手に思考させ、行為させ、このすぐにはコトバにならない感情をうむ、という点で、岡本太郎と保坂和志の書くものは似ている。