2016.2.16 1254 『敬意』

02 16, 2016 | 日記2016

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・誰かを崇めながら、自分がやっていることは、そのレベルとは一線を画した、何段も下のものだ、と思いながら、そこに追いつきたい、などと考えること自体が、頭のおかしいことだ、と思うのが大体ですが、どうせやるのなら、その崇める対象を、神のような座におくことなく、同じ人間としてみる、ほうがよほど敬意を払っている態度のように思うのですが、

・あのトムウェイツでさえ、憧れのジョニーキャッシュに自分の曲をカバーされた時に、「もう死んでもいいと思った」といったのだから、しかも、それは九十年代後半のことで、トムウェイツは既に四十代半ばを過ぎている、

・憧れというのは、凄い、その歴然とした差を思い知らされながらも、それでも、やるほかないから、やる、その先にどんな自分が生まれるかなど知らない、やり続けるほかない。

・ジミヘンに憧れている人が、ジミヘンのドキュメントをみて、「ああ、やっぱりこの人だからあの場所にいけたんだ」と思うのは当たり前で、その前に、ジミヘンは一日八時間はギターを弾いていた、ことを知って、自分は十時間ギターを弾こう、と思う人がいれば、それが本当の敬意なのだと思う。

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