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2015.11.20 1264 『欲までがのろのろしているのである』

11 23, 2015 | 日記2015

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・言葉。山之口貘「沖縄随筆集」より。

【いまは、詩みたいなのを書いているので一応、ぼくは詩人みたいになっているが、果たして、ぼくの詩が、詩になっているかどうか、あるいは果たして、ぼくは詩人なのかどうか、自信を持つには、まだまだ若すぎるとおもわないではいられないのである。

 若すぎるとはいっても、年だけは、もはや五十なのだ。しかしながら、ぼくの欲からいえば、原子爆弾や水素爆弾のような、こんなおもしろくもない奴からの邪魔をうけない限りは、なるべく長生きしたいのであって、出来ることなら、百五十歳くらいまでは生きていたいと常々おもっているのである。むろんそれは、ぼくの生き方、生活の仕方にテンポがなく、なにを考えても、なにをするにも、のろのろなので、特に、詩作の上では、自分ながらあきれるほど、のろのろが、顕著なのである。だから、せめて、長生きして、詩らしいものをものしてみたいと、欲までがのろのろしているのである。】p.52「山原船(やんばるせん)」より。

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