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2015.9.24 1207 『籤』

09 24, 2015 | 日記2015

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・敷いたゴザに座って、昼休みに、野菜ジュースを飲みながら、「火の誓い」を読んで、棟方志功について書いた文章を読む、自分が考えていることは的外れではないのだ、と思える、得難い体験に、ゴザの上であぐらをかきながら声を出して笑ってしまった。

【この夏は来る葉書も来る葉書にも裸体で日中仕事の出来る喜びばかり書いてくれた。噂によると君(棟方志功)はその頃塩鮭を噛みながら、華厳譜をやっていたというではないか。それも趣味や気まぐれで塩鮭を噛んでいたのではないというではないか。そういえばそんなことに思い当たる節がないでもなかった。

 遺憾なことに真当なものは大抵は痛ましい中から生まれるものだ。君もそういう籤(くじ)をひいた一人なのだ。君は大抵の人のへこたれる処をいつも立ち上がってしまう。それでいて君はやさしい清い人だ。そういう君を思うと身体中があつくなって来る。

 君の仕事に対する喜びの深さが思いやられる。何事をも克服しないではおかない君の強い喜びに今吾々は信頼する。君が火に水をかけるように振りかかって来る困難をじゅくじゅく消している姿を今想像する。それから明るくて元気がよくてぱちぱちしている君が浮び出す。君が物に触れ事に当ってとり出す「驚き」に思い至る。君が仕事を育てて行く夢に思い至る。】河井寛次郎「火の誓い」p.46,47より。

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