2015.9.11 1194 『私は実家で行うことになった——』

09 12, 2015 | 日記2015

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・私は実家で行うことになったライブの準備をしている、一番始めに入ってきた身知らぬ男に、母親が「早速呑みますか?」ときくと「それでは頂きます」という、母親はそう尋ねただけで何もせずどこかに消えてしまったので、私は棚からグラスをとりだして洗うと、底に溜まっていた渋が溢れて、男は既に手にもつグラスの淵に塩を塗っている、

 私は丸いテーブルの前で椅子に座り、脇が上がってしまうほどの大きなフォークギターを抱えて爪弾こうとするが上手く音が出ない、何度繰り返しても一向に音は出ず、ホールの部分を見るとプラスチック製の小さなピックが弦間にはさまっている、

 私は今度は小ぶりなギターを抱えて、二階へ続く階段の中腹に座ってAmのブルースを爪弾いて歌うと、驚くような甘い声が響いて、下の階にいる数人がこちらを振り向いて、初めて聞く声を聞いたような顔をした、

 その時、玄関のドアが開いて、黒服の太った男がずぶ濡れで入ってきた、男は玄関を全開にする(どう開いたのかわからないが、三畳ほどに)、開かれたドアの向こうは恐ろしいほど土砂降りの雨で、そこに次々と黒い車が停まって、中から礼服やスーツや、学生服をきた男や女たちが降りて、続々と家に入ろうとしている、ほとんど知らない人間たちだったが、ひとりだけ中学生の時に同級生だった女が学生服を着て歩いてくるのが見える、

 私は何を歌うべきか迷っているが、自分が何を歌えるのか、全く知らない。

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・ここで醒める夢。夢日記。

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