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2015.8.25 1177 『p.17,18』

08 27, 2015 | 日記2015

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【夜更けての帰り途、車は大きく迂回して、小高い丘陵にのぼった。首里城跡である。(今は戦火に破壊しつくされて、後かたもとどめない。そのあとに小ぢんまりしたモダン建築の琉球大学が建てられている。)

 この高みからは島をとりまく広大な海とともに、きらめく那覇全市が見わたせる。中空には宵のうちに見た赤い月が、いまは涼しく輝いている。風はあたたかく、そして爽やかだった。月光を浴びて、のびのびとした山肌が幾重にもひろがり、その一つの稜線からテレビ塔が黒いシルエットを描いてのびている。

 水底のように透明で、すべてが不思議にやわらかい。南国の自然は永劫にめぐみ深く人間を包んでいるようだ。——幸せな天地。】p.17,18 岡本太郎「沖縄文化論」より。

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