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2015.4.13 1045 『俗語の文学は愛によってのみ生まれた』

04 14, 2015 | 日記2015

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・付箋。田中克彦「ことばと国家」より。

【生まれてはじめて出会い、それなしには人となることができない、またひとたび身につけてしまえばそれから離れることのできない、このような根源のことばは、ふつう母から受けとるのであるから、「母のことば」、短く言って「母語」と呼ぶことにする。】p.29

【(ダンテ以降)その後の俗語の旗手たち、母語をさらに乳と結びつけ、詩が俗語で書かれる必然性を説いてやまなかった。ホメロスのような「古代の詩人はみな、乳の中に吸いとったことばで書いたのじゃ」とドン・キホーテに熱弁をふるわせたのはセルバンデスであった。

 規則も文法も必要とせず、生理の一部として母から受けとったこの自然のことばを、ダンテは、ラテン語にくらべて高貴なものだと言う。なぜなら、それは金や地位を得るためのことばではないからだ。ダンテにとって俗語はまた愛のためのことばでもある。「詩人は、ラテン語を知らない女にもわかってもらおうとしたから、俗語の文学は愛によってのみ生まれたのである」と。】p.36.37

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