2015.1.20 963 『孫娘を学校に送るじいさんに、自分がなったように感じる』

01 20, 2015 | 日記2015

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・仕事に向う途中、信号待ちの車の中から、小学生の通学班をみる。十五人ほどの群れの中に、じいさんがひとりいて、たぶん孫だろう女の子の手を握って、信号待ちをしている。信号が青になって、じいさんは手を握る孫だろう女の子に話しかけながら信号を渡る。前日に雪が降って、つるつるすべる横断歩道を、一人だけ背丈の飛び抜けているじいさん、とその手を握りながら、じいさんと話しながら信号を渡る女の子。

・親にも、祖父にもなったことはないけれど、自分の手を握りしめる孫娘を学校に送るじいさんに、自分がなったように感じる。つるつる滑る危なっかしい路を学校に送る不安、小さな手が自分の手を頼っていることの嬉しさ、と、いずれ自分の手を離れて一人で歩いて行く瞬間(自分の手を頼ってしっかり握りしめてくれていた手が、自分の手を離れていく瞬間)が訪れることの、嬉しさと、寂しさを同時に感じる、孫娘の手を握り、話しかけるじいさんの感情が、自分自身のことのように、通りすがりの車の中で襲ってきて、驚いた。

・温泉の窓越しに見える木蘭の蕾は少しずつふくらんでいる。

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