2014.12.30 942 『小さな跡を残していく』

12 31, 2014 | 日記2014

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・大晦日も仕事の覚悟でいたけれど、結局今日が仕事納めになった。最近は車の中ではずっとニーナシモン「and piano」ばかり聴いている。朝も夕方も。メロディーもリズムも輪郭がはっきりしているわけではないから、一緒に歌おうとすると毎度つまずく。その度にこれがニーナの息づかいだ、と感じる。よく聴くとピアノのミスタッチがあったり、ためらいやつまずきがあったりする、それを含めての演奏。聴き続けていて、飽きることがない。

・熟んだ柿の実の、葉を散らした木にすぐには数えきれないほど成る姿は、白一色の畑の中で際立っている。その実をヒヨドリたちがつつき、電線には雀の群れが停まり、鳴き声を交わす。セキレイが一羽、廃棄されたセリの葉の上で軽いステップを踏みながら舞う。水気の多い雪が隣でセリを引く男のシャツに溶け、小さな跡を残していく。

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