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2013.7.31 399 『歴史的な発想より、アフォーダンス的な発想』

08 01, 2013 | 日記2013

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・大友良英「MUSICS」 第七章「空間」より。

【通常僕らが共演するような音楽家は、どんな演奏をする人であれ、ある音楽の歴史を必ず背負ってます。個人的な歴史ということではなく、たとえばギターを弾くということ自体、非常に歴史的なことで、その演奏方法の中に、すでにいくつもの音楽の歴史が反映されています。

(略)わたしはそんなのと関係なく自由にやってます……って人がいたとしても、それは単にそういうことに無自覚なだけで、実際はそうした歴史性の中で何かをやってるにすぎません。

(略)ところがここ(知的障害をもつ子供たちとのセッション「音遊びの会」)では相手は子供ですし、楽器の訓練をほとんど受けてない。かつ障害っていうファクターもあって、彼らのやる音楽は、音楽の歴史軸とか、自分の聴いてきた音楽経験の中で音楽をやってるみたいなものとはちょっと違う。

 もちろん特定の楽器をやる以上、あるいは僕らがやってるようなワークショップの中で何かをやるってこと自体、十分に歴史的なことではあります。でも、僕ら大人がやってる音楽に比べると、はるかに歴史軸との関係は希薄です。むしろ重要なのは、身体とか聴覚と楽器との関係だったりするような気がします。歴史的な発想より、アフォーダンス的な発想から見る方が有効なことがすごく多いんです。】p182~183


2013.7.30 398 『いつものように。日記を書く。』

08 01, 2013 | 日記2013

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・七つほど年の離れた男の子で、家が近所だったから、遊んだ記憶がある。どういう風に遊んだ? とイメージしてみるけど、よく思い出せない。その彼が今日亡くなった。事故だった。線香をあげにお邪魔して、壁にかけてある写真をみて、記憶がぐるぐる頭を巡る。頭に浮かぶ顔と、目の前で眠る顔がうまく結びつかない。

・【数年前に「音楽は武器のように人を殺せないから美しい……音楽家にできるのは無力に音をだすことだけだ」と書いたことがあります。わたしはここに来てこの確信をますます強くしています。】 大友良英「MUSICS」 p221。

・梅雨空の夜。いつものように。日記を書く。

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松沢春伸の日記

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